愛情を与えたくなった

時が止まったように
うずくまった背中に
愛情を与えたくなった

背中に孤独の輪がみえて
寄添いを期待している
愛を求めている
私を欲している

不安が拡がる

抱きしめたら、、、
不安だった

背中に手をあてる

違うところで育んだ愛
新たな芽が出てくるようで

重ならない想い

嘘つきの始まり
偽善者を認め
もう、心から笑えない

手が震えていた
安らぎが崩れていく

愛を求めているのは
私だった

愛が遠くに離れていく

それでいいの?


そっと手を離す
止まっていた時間が
再び動き始めた


孤独が遠くに見える

終に
消えて無くなった

後悔?


涙を流すだけ
心は取っておく

いつも思い出す
まるで孤独が内に入る

愛情を与えたくなった
愛情を与えたくなった


24/06/04 14:12更新 / RUI
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