夜の海
肌寒い海の下で
たちすくむ1人の男
目の先にある暗闇から
何時かも分からない過去たちが
波の刻む音と共に襲いかかってきそうで
怖い
遥か遠くに見える橙色の光の粒は
これから訪れる希望の光であろうか
現実はもっと淡白なもので
時計の針を少し動かせば判る
まだ知らない土地の人々の営みだと
また、1人暗闇を背にして歩き出す
もっと近くに見える光を目指して
24/04/26 11:25更新 /
RUI
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