今日の雨

悲しみに似た雨が降っている
誰を責めるでもなく
心の内にプラグをゆっくり
でも確実に差し込むように

叫び

誰かが私を守ってくれている
有難い
そんな感情を以前は貧しさと呼んだだろうか

心の花が咲く
花が触れ
心が悦ぶ

雨に触れたいと感じる
そこにあるのは絶望ではなく
諦観
そして一種の皮肉
心が驚く、揺れる、微笑う

傘をさしても、ささなくても
どっちでもいい
誰かが私を守ってくれている
片想いでもいい
心は愉快だ

24/04/23 01:36更新 / RUI
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