鯨の歌

添える手の横はブルー ひとりで生きてゆく
太陽に背を向けて   力を培った
波も分からぬままに  波を進んでく

愛はマリンスノー   浮かんだばかりの死
泳ぐ道やがて     海溝となる頃
他人という魚の    微かな好意の日

忘れ去られて     月の山
置いて来た様な    愛を
探し求めて      貴女は褪せる

24/01/31 00:22更新 / 花の渦巻き
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