若者言葉 feat. エグイ
残りは骨組みだけってくらい
心も体もすり減らして
それなのに得られるものは
ミリ単位のビターチョコレート
今日は昨日と何も変わらなかったな
明日もどうせこんな感じなんだろうな
そうは言うけど本当は光を望んでて
だけど得るのはトン単位のゴミ
この星にもう土なんか無い
砂の香りがほんの少しするけど
カモフラージュできないアスファルト
当たり前だけど、こすれば痛い
じゃあ言葉くらいは楽しくしようって
僕らだけの暗号を作ろうって
なのに知らぬアイツらは
「若者言葉」なんて言う、クソが
厚化粧なんて言えない
とんでもなく分厚く重ねた比喩
こうして隠さないとバレてしまう
こんな気持ちなんて言おうか?
そうだな、うん。所謂『エモい』
誰かが言ったかもしれない
「今のロックシーンは、死の匂いがする」
「自殺を助長している」
「これは危機的状況である」
うるせぇよ、とんでもなく共感できるんだよ
泣けんだよ
笑えんだよ
『あったかいバラードよりも
冷たい電子音が好きだ』
『それの何が可笑しいのか』
『純粋にこの国を愛する人が
なぜ叩かれないといけないのか』
少なくともお前らよりは考えてるよ
お前らが馬鹿にした小さい脳でな
遅すぎる反抗期なんかじゃないよ
裏も読めない大人に何ができるってんだよ
『エコを謳う大量廃棄物』
『法の上で船酔いする多様性』
『口だけの道徳5』
『いいね!に埋まる誰かの不幸』
『どうやっても縦になる蝶々結び』
『ぴえん』
『ぴえん』
僕らをアイコンにしていいから
貴方が崖から飛び降りてくれないか
重いも軽いもないさ
小難しい事うだうだ言ってしまったけど
つまり、要約すると、
【エグい】
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