ある限り生命体
これほど迄不確かな感動があるだろうか
あるのだろう目の前に立っているのだから
もう二度と叩かぬと胸に誓った扉の前に
今恥ずかしめもなく立っているのだ僕は
音も無くぶち破る事が出来るのならば
幾らでも金なら払ってやるのだが
そう上手くいく筈もない世の中
六文銭握りしめた手が鉄臭い
まるで血に似て命の塊がそこに
熱い魂がそこにあるような感じがした
首都高インターチェンジ手前100メートル
シナプス千切れて放り投げる脳波バリ3
息切れインターバル未だナイフぶら下げて
レッカーは恥、動かなくとも生きてんだろ?
ならば赤より清らかな鮮烈を
ならば青より滑らかな零落を
ならば黄より艶やかな賞賛を
ならば今より軽やかなスピードで手を
振り払え振り払え売り払え
出来るだけ安価で
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