限りなく[春]

点と点が繋がって
また 、から 。の間を嫌がって
ママとパパは手取り合って
僕はステップバイステップ 
火を吹く化け物

冬を求めてた
全てを凍らす寒さを
けれども悪魔になればザムザ
指を刺され泣く僕を
頭を撫でた君は春

限りなく幸せ 限りなく不幸せ
紙一重だから見透かし見透かされ
明日パラシュートは開かない

街に1人の男ありけり
雑踏にまじりて彷徨いつつ
金は生活費だけで無くなり泣き濡れり
運命の人なんていなかった
都会も血眼死んでいた
夢さえ握っていればと笑うが消えゆく
そして傷だらけの手でまた
フライパンの上に卵を落とす朝が来るのです

限りなく幸せ 限りなく不幸せ
限りなく奇跡 限りなく偶然
限りなく愛 限りなく恋
限りなく明日 曇りなき明日

そしてまた、
フライパンの上に卵を落とす朝が来るのです




22/09/24 23:26更新 / らりるれろ
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