塩味のドレッシング
「悪いのはボク」
そんなこととうの昔に分かってるよ
けど今更「YES」なんて言えるわけもなく
心の中「ごめんね」のゴミの山
ベランダから「HELP!!!」って叫んでも
僕の中の世界には黙る君しかいないの
いつのまにか間違いは正解に、
いつのまにか違和感は常識に変わってた
相槌にさりげなく隠しても
「うん」とか「ふぅん」の隠し味でも
ユーモアのないスパイスは、不味くなるだけ
ぺっ
「悪いのはキミ」
そんなことあの頃は思ってた
確かにそう思ってたあの頃の方が
真っ直ぐで「NO」も楽だったかもな
神様が勝手に奇跡を起こそうとしても
「NO THANK YOU」って言うよ
知らぬうちに君の中から僕は、
知らぬうちに僕の中から君は消えていました
仕草の一つや二つに隠しても
小さじ1/2くらいの涙を調味料にしても
笑えるくらいの味じゃないと美味しくないよ
ぺっ
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