Air 君はどうして

たとえば空気を飼いならして
首輪は音を立てて落ちるのかな

そこから繋がる紐は僕の足で結ばれ
明日に進めないでいます

でも多分それは間違いで勘違いで
それなのにあの時君はどうして

甘い味も苦い音も、照り映える匂いも
もう言葉にはならないけど宝物さ

Air 体幹はしっかりね
宇宙の爆音は届かないと云うけれど
耳を澄ませばほんの少し聞こえるんだ

Air これは秘密だよ
あとは勝手に作らせてもらうよ
もう消えかけのあなたの空気を纏って

空想上の首輪が爆ぜて
それはあまりに艶やかに飾り立て
それなのに君はどうして



24/07/19 18:16更新 / らりるれろ
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