ハダシのDr.キモ
朝っぱらから抜いた
いつもの席に座る君が今日は骨格標本
自意識の中をかき混ぜる自慰
色彩のないプールに浸る
風船飛ばせ 空気を抜け
体当たり合戦、裸足のキモが走り出す
わけわからんとこに付いた無駄な肉
中途半端に知って使わない前戯のハナシ
皆んなどうせ陰では僕のこと馬鹿にして
置いてけぼりにして指さして笑って
きっとそうなんだろう?見たことないけれど
全身性器なのかってくらいに恐ろしく
恥ずかしくもう切り落としたい
絶ってきた欲がスタンダップ
Babyが出来ない恋とか知ったんだ
なんでよ!適当にあしらって弄っとけば
上手くいくんだと思ってたんだよ
永遠に続く廊下 軋む音 へんな妄想
君と僕の影が重なるのは、つまり、
その廊下ですれ違う時だけだったんだよ!!
裸のままビル街に投げ出されて
諸々の穴を隠しつつ歩くとしたならば
君は僕の心の穴を覗き込んでくれるのかな
それとも……
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