君フェチズム。
誰が僕を諭したってどうせ
この世界は液晶の延長上
ザラ半紙の男女は抱き合う
おでこに印鑑 それが存在証明
いたずらに侵せば破かれる
風の吹き回しで飛んでゆく
そんな軽薄な愛の顔面を凹ませて
今、君は僕に近づいた
君フェチズム 治らぬ病
全ての部位にメスは入れたさ
明後日の方角を忘れ 明日で降り忘れ
路線図に君を探す
ここにいたのか美しき惑星
ヤシの木が宇宙の風で軋む
固くなる赤らめる湿る痛む胸
君の隙間全部に入り込みたいのさ
永遠に冷めぬラビリンス 汗ばむ十字架
言葉ってバカなんだよ本当
血圧測らないと。君フェチズム…
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