さようならと流れ星が詰め込まれた肥溜めに身を投げる
聞こえない、聞こえない、もっとハッキリ言ってよ
サヨナラとハジメマシテの区別がつかなくなるまで、
あの世界の端っこで口喧嘩をしたいよう、そうしよう
首都高みたいに情報量がしっちゃかめっちゃかで
スクランブルエッグみたいに仄かな懐かしい匂いを漂わせて
流れ星が流れ着く場所をただただ机の前で考えていたんだ
君が君で、僕が僕でいられるということは
小難しい名前の定理を頭がはち切れそうになるまで解くことより
ずっと難しいという結論に至ったよ
だからさ、きっとどれだけ無数の感情を殺めても、
数え切れないほどのため息と舌打ちに隠しても、
本当の意味での嘘吐きなんていないんじゃないかって思うんだ
というか、思いたいんだ
この幸せだらけで素晴らしい星の上で
あ、泣きたい拳銃がない
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