瞳の雫

その貝殻は砂浜に独りぼっち
少女を忘れた女のように淑やかで優しい

そっと手に取り左耳にあてがう
波の音が聴こえる...
生きてきた命

あの日に帰りたい心の目は憧れのように上品で
いつまでも、「忘れない。」と告げていた

25/03/09 06:37更新 / RareTiv
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