悪夢を見続け幾星霜が経ち

苦しみの矢を受ける君へ
夢や幻なんて見ることもない
海底のように深い眠りに落ちてゆけば良い

生きるために
死ぬために


永き眠りの後は
哀しみを護りとして
酸素すら失せた漆黒の虚無を直走れ


どこからか響き渡る
純情の鐘
神性を司る音色よ…
暗闇のあの子が道を見つけられるように
美しく導いて

22/09/12 15:52更新 / らん
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