家出

何時かの日に見た様な
列車ははしる
褪せた蛍光灯は渇いていて
冬のさみしい草木のいろ
突き刺す風が足を掬う
ただ遠くを眺めている

何度も何度もいのちを呪って
救われたいと繰り返した
夜が明けたら
涙の痕が道を示すように きらきらひかる

ここがふるさと たましいのふるさと
未だ朽ち果てた廃屋は胎動している

26/01/05 10:57更新 / ヨルノアサヒ
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