つめたい部屋で死人のふりをする
チャンネル変えて砂嵐
枕の下に星を敷く
窓の横には傘を立て
かかと揃えて鳴らしたら
夢見る町のドアが開く
祈って
他の誰でもない私に捧げてね
どんどん
強く胸を叩きます
ノックが返ってこない
あの日の思い出には火がつかず
二度と燃えないままで
雪の下に埋もれていくのね
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ひとりになりたいよ
ひとりになりたくないよ
この胸をこじ開けて見えるハートはグロテスク
あめふるよるに 逃げ道のない迷路の中
あたしはさまようこともできずに保護室で膝を抱えた
鍵を取ってくるから待っててと言い
部屋を出たあの大人は二度と戻らなかった
わたしはひとりだ ここには助けが来ない
だけど大人を呼ぶために部屋を出る勇気もなかった
わたしはただ、暗い寂しいこの夜を
ひとりで耐え続けなければならない
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