あなたみたいに咲けたなら

やっぱりね わかってた
あんなこと できないな
もういいか だってほら
やればやるだけ虚しいじゃん

だったらさ なんでなの
輝いて 見えたのは
もう1回 そう言って
ほら、また同じ、間違えた

神様わたしのどこがおかしいんですか
みんなみたいにうまく歩けない
小さい靴のかかとを踏み潰して
無理に笑顔を作ってみたけどさ
やけに手足が冷たくて
出口求めてさ迷うけれど
遠くに見える褪せた光が
ゆらゆらめいて笑ってる

夜露に濡れても朝日をうけて
きらきらひかる美しい花
いつまでたってもわたしはずっと
そういう貴方がうらやましい

期待なんてしなければよかった
あんな夢見たくなかったなぁ

24/10/07 00:52更新 / ヨルノアサヒ
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