生活の祈り
ふつうになれないまいにちです。
まちがいを正すことばかり
新しい場所で僕だけが
灰色世界を見ているみたいで
後悔ばかりのまいにちです。
存在を隠すことばかり
無駄はどんどん増えていく
恥にまみれて生きているみたいで
降り続く雨が笑ってる
水を飲んでも咲かぬ花
あの子みたいに産まれても
あの子みたいに笑えない
もっと消して はやく止めて
ここから一歩も動けないよ
祈り疲れた脆い朝に
使い古しの祈りを込めて
どこかへ飛んでけ紙飛行機
こんな世界じゃ翼も曲がる
静寂の中に響いているのは
誰でもない自分の叫び
耳鳴りがめまいを誘う
声が枯れても楽になれるなら
夢に落ちていく
落ちていく
悲しい話はもういらない
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