ヒステリー球

うえへしずむ陽

嗚呼彼処では

ひとのあたまが膿みだした
暴虐が当に斑に暴威を故っている

れきしがその一瞬で折れ曲った
在るべきでなかった抉ずり瑕だ


疼たい いたいよう

と威恒星らも啼けんでいる


疎は水平ちかくに産まれた膿稀盾ての
太陽表んに候らえば
眼球をも焼く光矢の収束と激過密の
粒子間の切迫擦過が辺りのエーテル
なにもかもをも巻ぎ込みショイこむ
いっせんちしほ 尾の嵐ラシを
鼠算式驚速増産夏速していく
その驚う異
その無慈悲
防 まら ず
予見できても対処る滑べ何も無かった
その絶望の奈落と遺恨の吹溜り



その呑酸は余りに永がびき

球ましい何どもしんだ
転ろヶ された
その苦り籠ごのなかで
敗さっていき
臥たわった


そうした酷ごい座談の夜長
夜はまだ曙けぬ




24/01/21 07:27更新 / OTOMEDA
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