金星水星
ボワラ
みあげてみて
よあけまえあけぼのんぼぼのん穹ら
ひときわ誇り煌くはヴィイナスの実
金星果実
熟れきったヒカリ 針を投擲してくる
崇高枢奇なる姫騎士
そのすこしばかりひんだり下もに
慚ずかしげに見え隠れするはだかの
稚すめは水い星のむくくな肌触わり
ぷつぷつした虚飾なき ひょおめん
陽に妬かれて真赤だよ
憐わいそおに
どれ このソウメンで冷して醒してあげる
きっとつるつるあなたの出汁が浴かって
醤れもつけずにくちいっ乳い 頬くんだら
テロんな旨まみが舌の感覚点しげきして
悲劇みた鬨の空虚懺悔な感傷喚指勃こし
極醸至高の味雲頭え 寝転がってられるよ
どこまでも蹲るまりながら
ふらっ
ころんころコロコロコロッテ
手いっぱい趺いっぱいおっぱいまで
四宝うに幌げて
めぼけ 朝寝坊しながらすやすやと
康すきいちにちの扉絵まりを
歡かえる儀演き
その 裁 ばき
交ゅうジカ
おれの血袋の疵に刺さり勃った侭
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