囘る愛玩プ ロ ペラ
ぼくのプチ扇風機
暇持て余した余まり
肢しの先でいたづら
もちろん怪我しないようにと
そのハネふれるべからづと
交錯するプラ格子の檻眼に衞られてる
いや護られてるのはぼくら使用者の方
翅ねの奴らはそとも思慮せず旋回しつ
づけるデンガラスなれんちゅうだから
へい にいちゃんよぉ
エンガワでスイカとはいいこっしてっ
ちゃないかと企み懐だき摺寄ってくる
チンピラみたいだ
プラプロペラ野郎共 四枚翅? 三枚翅?
近づきすぎて翅どもが軌道る曲筋影を
仰視観測してたら動体視力が地平限を
超えて普段見えちゃいけないモノまで
みえてきた
おもあづ 経てと緯こ 天と地がホッ繰りん
返ってどんっどてっ キュンっ
超感覚超意識がぼくを鷲掴みにし
床こよとの境かい目のカベマクに
背なか 預げちゃったよ
ぼくの 遊~ 影ィ が仰向で徨かんでいる
浅海のうえを ぼくの可愛いプチ扇風機が
ヘリのように旋回する幻滅ろぼし み 得た
うぅーんっ …… 啾 つだなあ
鱗翅体験も すごく 短 ぢか
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