混然と過去の 智 たち



傾 た むき
直 た 向き
埋も れ て
沈づ んで いく
かこのいくつもの作品たち
かれらに こころのお腹かで
ハバタナをたむける
沈む底こは墓場で儚い パンツ だけが
つみかさなるチラカル 瘡さ蓋たの 蹟
ちからり きった屑 鉄 場

はかば! はかば! ふ あ くあぶあぷく
その墓標は 陳腐じゃなく
ギミックを妙節に凝らした
おとずれるものをふぎしぬ罠に
さそいとりこむ蠍の研げヴァサミ
そこでかこの排泄物たちは
腐って朽ちて変室しちゅくチュク就く
おーしぃくつ靴ツ マなつの照明ぱつぱ
殄ン滅ツ
それは倣らい それは形得たものの宿め
さらば 作品たち
おまえたちは踏台となり肥椰子しとなっ
た栄誉持ちとしてそのむくろのうえに
ミクロな夏の雪の糟すがずっと積み
重なってゆくのだろう 罪を畳ねるが如く
かんかんと カンカンというなか


音も無く


しんしんと

シンシンと

ふあゆなユラギとともにそだっていく
さらに褪せていく 永イ劫ゥ のあとに
膨 ラミ と衰亡が同時に具現 されて
成立ってゆく二律背反の
常軌の せかい

さて いちどうまれた作品はじつは
著作者を恨んでいるというしんでぃつが
でぃんせつからさいきん悟かった


ゴメン

作品たち
それを目にする出逢うひとたちから
評価されて世の文化の流れに
一環の紋蹤を投じられなくば
キミらが 存 在 れたいみがなくなります
よね?
ほんとダ よね ??





23/07/26 06:57更新 / OTOMEDA
作者メッセージを読む
いいね!感想

TOP


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c