澪をひく舟
すはらしまはらぱささいやふう
すはらしまはらぱささいやふう
(どったん そったん ひぃこようは )
すはらしまはらぱささいやふう
ぼくは 舟 ほねふねふねすふゅう
人生という脅それる海峡を貫すむ舶ねぃ
ふりかえらないあともどりしない
なだれおちる大洋の滝壺に直面しても 後ずさりしない臆病風背にしない
ぼくの尻のあとには澪がおぎゃうとうまれる
しろく繭痒ゆいばかりの軌跡
しぶきが沫うぁととんで跳ねる驚る旋回する
めのまえに暗雲おりてきたら
霧笛を慄らし謳たおう勲さましく
人生の航海に後悔はつきものだが タブウ ふぶう
乗りこえなきゃ提ぎの波はみえない
オフショアオンショアよう候う
のりこえ浪の周期をからだで得かんでこそ
波頭のさきにホトケが鎮座するのを
認つけられる
そは舟のぼくと嫁たる澪に福寿印さずける
だからぼくと澪は恒に列なり珠輪を象わし
一閃に漸すむのだ
月きをしんじて波み裳を煌楽煌楽と
篝が躍かせながら
すはらしまはらぱささいやふう
すはらしまはらぱささいやふう
(どったん そったん ひぃそようこ )
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