ほうしゃのお べいろしゃのお
ぶぁるはらのような
はらばりたやの原野に
きがつくと顧とり経っている
旁らでははんどまじんばらが
仄らいながら蓋らを戎び指した
もうすぐ あぼきゃが臨りてくる
類とに対する最初ょの宿練である
おまえはべいろしゃのうと隔離して
孤とりだけなやまず煩らわされず
かれらの悶闘試合を鑑がめていれば
それで充い
しかしわたしはそんなことを請負い
坦々と逍遙とするわけがない
常くりよに篭くれて永らえるほど
賢者ではないから貫たく稚ろかにも
かれら協ける間合わせの肉をまとい
形振り放わず挑びだしてゆくだけだ
なぜならこの仔細は摩尼宮(兜率回路)が
あまたの電脳なアアティファクトで
捜める後世の徒がらへ遺してくれる筈のものだから
だから 滅没は畏れるべきものじゃない
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