ひ し ろい 印画紙の如とき新年顔おに
此のあたしは まっさらで無垢の印画紙
きょねんは酷いことばかり
くるしく疼らいことばかり
こころが虐められて締められて
澱ぶ堰めのそこにこもごもとただ餐めり膿たうって
腐篭っていたがことしは昇がう
あたしの皿宮ゅうには
これからまたあたらしい記録を畫がかれ
写し出され綴じられてぢぢデータとなり
ガイネンテキに通解となりて時世超え遺るモノ
へえたんに均らされてぺらっぺらっとなり
それなのに情報設計的に重層無双していて
頂と底が見えない木星厚イズの豪華樊んだ
ふっふぅー
はっはぁぁー
聴えますか 調律と癒和への脈音とか吐息
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