陂陀
じんせいにはねきっとある
まっさかさまとどんでんがえし
この雙つはねひととして顯れたならば
不可測的なからくりでどうしても
服つろうしたぎみたいなもの
惡まれながら魔蝙蝠と携帯天雌の姿で
翅た翅たと周囲を 服 いてくる
月のように公転ってくる
わが滑る通りはどこもひらすら傾き坂
滑り坂 帯び規だしい魚らといっしょに
づ べりおちてくる シャメン
オオロラ舞道し白夜が神靡なスベリヤ
いつでも奈落がすぐなかがわから
砂なふきつけ 石シころまき
私の頬に短剣を突きつける
いつでもゆくでもシの危険
だかるあ 私はいつだって廐舎めーんに
横臥しねこりがって殆ど直交した 奇妙
器用な体勢でよのまかうぉ斜メ診 垣間観
はなでわらいカルクチでもた焚いて
マユをしかめた難しげなカオノ奴ラ奥
毛蒸にまくのだ
ぬんっ しかたないだろ?
荷狒卑りずぅむしかこの空虚ん洞うを
填 めてくれないからさ
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