ほしの瞬敲き ∋ほのをの振れ




短く限られた幕あいで夕映解けた順と
ヨゾラのほしぼしはいっせいに点灯く
ぱ は ぱは は は ぱ ぱ
おかあさんもとおさんもママもぱぱも

愛 をもっている

たいせつに掌らで夾む囲う
特段いんしきもしないのに
恰も当り前の羊水を盈したみづの如く
こここのうつわを充たした常温のオユ

おなじように生い命いの酸の尾も
つばめもみじんこもヒトデも
ぼくたちひともいっせいにみえぬ
くうきに触れられて 撫でられて
搖らぐ その数う秒う

フフルフ ふるしゅる ダンダン ターン
またたく 混扣く 命のティンパニイ
神拳のド・ラ・ム

栄光観すつタッムバリィンッ

オオボエは甲ん 高いけど繊細吼え

クラリネ ホルン ペット
テューバ イューホ ト ホンぼぉーん
ぼぉーんぼぉーんぼぉーん
くーきぷるわしゅて谺 でょろべょろ
何処までも野びてゆっくり褪けていく

汗せらないよ ヨユもって抱かえて
抱き締めて ユックリユックリユックリ
とね
こゃこ



鋏さんだ隙窟からナカノシルを
搾慕り放すようなリズン リイズんと
タイミン(ぐ)がだいじなんだよ?
息絆ないでく ナ ガ 展ばしていくのに
ぜがひひつようなこと
陣羽りながら数瞬毎 浮ち座標変らし
育習わっていくんだ

心臓と肺胞を 熱く冷えの膜で層う學校
にんげん所ろ

砥ギスマスパーティー
メリーベルウ サムタイムサムタイム







23/05/31 02:05更新 / OTOMEDA
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