ムカルナス




ペル しゃな 浪漫
イスファハーンで放漫
悠久の西方追憶
日がななめにかたむきていき
夜のサイドへと落ちて行く
その流路 流砂を辿どらせる
途上絵の文化的ばりうう
史学的とれじゃーに
おもいはせる脳裡な旅路
捲るめうくうつりかわる
かこの消えた匠みに積み昇げられた
ちみつの髄 (ナニ)
なにってイスラム建築の
芸術的意匠の噺だよ (ホニ)
れんきゅうのはざまの
あきるような渇望のたび (メイニメイニ)
ごーるでんいいく? むぅー
ナニソレ お腹一杯になれるの?
まあ懐におカネが余って
何処でも往けるおきらく成功者たち
にはわからん事情だろうな
身悶えするような悔しい渇わき
だから惹かれる 吸寄せられる
エキゾチシズム あまだるい
ミズタバコの醸し出す樟煙のような
ピンク廃がかったえろす
歴史のなかに仄かにながく暗喩され
うずめられうもれはいつくばい
跋 扈 し
めざめまつ淫靡のアラベスク
愚昧が愚鈍が目崎の脳闇散らし
ゆくて澄み t e r r a ス





23/05/04 02:19更新 / OTOMEDA
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