隧道鏡
新緑うつす満月響
流紋が連鎖双鳴し蕀服らむ
フルフル と周りながら
その億なたに唯だ でぐち
その先翔ぇたら林蜜の深監獄
想もうとだれもが其所へ
倖きたくなるのです
其所に ぽか と羽滴んでいる
わたしを 待っていてくれる
糸としい 切としい 螺たすら怨としい
ピンクムーンよ 桃張月
グリーンムーンも 蔦繭月
いくつもの 余多んのムーンズが
童児に舞(ず)れて飾さなって列らんで
美映るんだ これが tele微
眠悶と瞬ぢかい演びを程て
きがつくと隧筒 剥けた そのむこうは
バブルが撮り含こむ海の臓に だった
カシャッ★
そのシャッターはかけがえない
一瞬の魅緑を永遠に着貞する
みどりの膚のロングヘアの少女
躍るその樹相に ヴァイス グリュンの
アワがあつまり纏そわりついた
それはいつかみたことのある
既 ジャ ブゥ
これはなんという叙事詩なのですか
それは隧導橋という
薄氷の表えをギリギリの鬼肩冒して
渉っているようなタビスルような
ひとのいきざま 譬とえる
思春詩だのも
授援歌なんですよ
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