それでも日輪の蕾は転燐を絵掻き 芽生く
煦らく蜆じみ
暮れ泥づみ縮じむじかんのなか
察ている
その旧沼の上空旋回する鵈の群生に
似ている
灰雲とともに時おり雷煌が閃らめく
蜉蝣のように揺らめく ひとの弱意識
を感じる 複重ぶるオーバラッピン
皮面だけの なかが透かすかの威厳
それでも潤おうこと追う本能自体
は煩悩に苛いなまれ求むる蹟ろ姿
日輪がほしい日輪が恋しい日輪は
まだか すると
邂逅の予兆射し込み
菊竅なから冗ばされるように
おしだされた礼迎の儀顛
Voila', Venu !
アハ!☆シ、 あたらしいじぶんの
きもちになれた ようやくだ!
成功だ 充填だ
あまりに永い黄そ昏がまた始まった
目標とする導るべのちは依然みえぬ
あそ
こで
あんないのいぬが舞っていた 忠実な
僕ぺ
そしてぼくはその
アタマを撫でてやり涙とともに
頬ずりをして
またいっしょに
程びと題打ち命いうった時間消費に
きたる響び 脱げこんだ
螺じれて 秘ねられ 丸目られて
亡粘のスキマへ
睡 い 覆 膜れていった
往って仕舞われた
遺こされた痕に碧どりの雑巾の初え
遊 ら ぎ
震 動 する木洩れ陽 脈
さっ さはーぁ!
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