それでも日輪の蕾は転燐を絵掻き 芽生く


煦らく蜆じみ

暮れ泥づみ縮じむじかんのなか





察ている



その旧沼の上空旋回する鵈の群生に

似ている



灰雲とともに時おり雷煌が閃らめく
蜉蝣のように揺らめく ひとの弱意識

を感じる 複重ぶるオーバラッピン


皮面だけの なかが透かすかの威厳

それでも潤おうこと追う本能自体
は煩悩に苛いなまれ求むる蹟ろ姿

日輪がほしい日輪が恋しい日輪は
まだか すると

邂逅の予兆射し込み
菊竅なから冗ばされるように

おしだされた礼迎の儀顛


Voila', Venu !




アハ!☆シ、 あたらしいじぶんの
きもちになれた ようやくだ!

成功だ 充填だ

あまりに永い黄そ昏がまた始まった
目標とする導るべのちは依然みえぬ


あそ
こで


あんないのいぬが舞っていた 忠実な
僕ぺ

そしてぼくはその
アタマを撫でてやり涙とともに
頬ずりをして
またいっしょに


程びと題打ち命いうった時間消費に
きたる響び 脱げこんだ
螺じれて 秘ねられ 丸目られて
亡粘のスキマへ
睡 い 覆 膜れていった

往って仕舞われた


遺こされた痕に碧どりの雑巾の初え


遊 ら ぎ
震 動 する木洩れ陽 脈



さっ さはーぁ!









23/04/03 09:14更新 / OTOMEDA
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