委だね懋
君みが末期いと弾んじたパ ウ のまえに
純情すなおになり正真正銘に背い登って
無一文かで 仰臥し身を曝げだすこと
然威への信委で
我等が験めされることだ
かといって亟の魂前 我聖の狹いだには
抹香の匂おいも 十紋噐も 細密天蓋も
並みすらもいらない
仰臥しさえすれば視えるのは
震るぅえる霄らばかり
忠だ 結あれる大台いに 片ツの耻塀ひ から
迫り上がり儘ま 貴か く 網 ながって
点の一天で掬すばれれば そこからまた
廨へ転じてぶら飾がり 展 め されていく
四方八方 重う六方の世界層鑑はそのよう
に鳴くら れいて ゆく
それを意識 ぢ ること丈け
巳もれの志く廊廻だけが その題譜を
おのづより画がいて 硬断 ち に吊 る
これが委稙 ねの 厠 う 束( るうるうるう )
君みの胸癖の奥 かだげ が
君みの院ゅ ら境ょう裡 き
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