背戦年代記 (エキソダース)
ふたつのピカドン
そして終戦
ねんこうれいねんの
修羅のホネ き おくを捜ぞ る
ルールルート(固幹路)が
また慈 くってくる だから瀧ける
怨ん恩んと その 恩讐
いつものよう 熱波のした
はてることのない 月きることのない
哀 なしみの劫火をみに 浴けながら
あの
阿鼻叫喚をいくどぶるでも
おもいかえす
追体験は永劫に綴づけられるぶる
修羅の業蛾
ナキジャクル
たましいな旅び ぢ その出 び発 ち
輪廻 わされる 過酷おく 過酷奥く
とぎれることない
忘れようとしてみた 却 てようとした
でもだめ その
ふりしてみても
責められる
じぶんの 量責 がじぶんを苛いなみ
いぢり つづける拷焔
ほおおおおおおお
だから敢えて 逢え て
そのぢごく直視しようとけつ いした
血脉ゃくの儘 我が 侭ま
ネッパの直射をしょうじきに浴 け
膚が爛れていくのを重 い泛べて く
それが
喪われたくないのに骨滓灰われ た
かれらへの悼た み
背めてもの
戦めてもの
背戦歌
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