泛かぶかもかげ
いつもの河畔散策してると
お馴染み鴨の一家
四 ~ 八匹ほどのコロニイなのだが
かわいいぞ
とても仲か睦つ今まぢく
苔生したかわらの浅瀬を
ヨチヨッチと往ったり来たり
ついつい和ごまされてイヤされて
側道プロムナードの手摺欄干に
肘を凭せ掛けうだる昼気候のなか
ゆめみるように無心んで居る
畳た づ む
鴨一家もおれも すると 心傷の
おこす演出 テキス チャー
かれらのうえに
欄干や きぎ の 影げ が負おいかさなり
陽炎がごとくゆれるがごとくふれゆらぐ
ふれゆれ ほりぇゆりえ
ユレユレフルエ
ぷ るえ
マスカットと ビワ味と 黄桃の混然した
市販ジュレのパックみたいな心象駄菓子
そんなのが イマヤみいんな 百円硬貨
一つで買えるからほんとうに食なくとも
タベタ 心象 だけてにいれられるから
べんりな時代だね
コンビニエント 21.23 世紀
ねえカモイッカカモイッカきみたちも
もしやバーチャルなの?
それとも 本 ン 肉 ノ ?
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