畑のマチビト
はたけという字
火偏に田ん芒
土属性そのものなのに
横に火が盛かっていて
冬の野辺のかたすみで
歳いった農夫がしゃがみ こんで
薪を火ねたをくべている
郷愁あるある情景を思い浮かべて
しまう暢気さ長閑さ
あかねいろの冬夕映えのしたで
むきだしの土目はとても苦ろくて
枯れ草の反面しろさが冬枯れの
かなしさ侘びしさをマインドに
アップさせ うすらざみしい
だからわれわれは
この 冬のうちに
ころなかあけたはるのための
ゆめの子種を撒く
じきに杪づえには
うめの蕾もほころびる
亡ロびのフアン突き祓ラって
きたるべき プラムふゃんたぢいが
待ち遠しいのさ
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