まどろみからの浮上

眠りのために種涅を植え
目塗りをほどこす童話 童謡の泥鰌
それをうっかりみみにしても
動揺しない爺爺員の腐ってきた心
なんにも動かされなくなった
頑固な巖石 息をしている筈なのに
脈が聴こえない イキテル意志が
みえない羅刹小路 行き止まりで
オルズ(orz)してるだけのばか
なじられ屋の自分
この呆け滓 くるくるぱあめ
そうだそれだ
もおあたまのなかが グーグルまっぱ
いろんな情報ばみれでマックの
ビーフシチューパイのようになってる
じゃない
それでもだよ
立つ 自分は諦めを意識しないレジ袋
満身創痍のなかから瓦礫をおしあげ
なんどでもいくどでも、砕かれても
憎まれても嫌われても挙がってくる
その懇切、幾地っぱり
やがて君らの頭上に聳えるは
うちに燻る豹畜魄の焼ける煙ぶりの
根に支えられたビルの尖った塔たま



22/12/11 11:03更新 / OTOMEDA
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