冬戸錆びてか黄金樹
冬浄の重・金塊
金字塔たちも徐のカカヤキうしない
鈍びきいろを放ちはじめている
冬旋がぴいぴいとぐろを巻き
舞いて舞いて舞いて舞いて舞いて
金色翅らを玩てあそぶ
そんな冬魔王のあけた口許
魅える
誰もが熟知の怠惰で真剣な
試練の際に寄せられちまった
ゴールデン ツリー
その豪奢もものウゲ悲しげで儚なげ
ないとないとないと哭いたらナイト
めりくりイルミと絢爛氾濫し捲くり
砂を浮かべた銀の綱揺れの橋々から
垂れてぶらさがる ぼおるや
スタア 形たどーるオーナメント達
今年はそれに碧のエルイディ加わり
已然 健気にしかおもえない
悲劇と喜劇のどうきょ
それに眩惑され物欲掻き見出され
散財したくてたまらなくなる阿呆共
ほら 小柄し被われだしたおそとで
錆金樹らが 嘲笑しているョ
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