瀬折律
せおりつ せおりつ
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つんつんつんつん ととんぉぉおんん
ピアノの鍵盤のうえのヨアナ
よのなか 夜半からあきぃぇゆゅく
あけぼのまでの神妙な時間
たった孤独でふるびた待合室でまつ
よ
横目の腋みずからながれでて袋く
丸まりきったマルガレーテ 池の袋
沼の袋 どっちがお好み?
川しもへの摩波の台座よたうん
あうん さうんさうん じけ
そこ浮かみ徒歩する 泡目のように
ふくぶく すししなすむせおりつ
せおりつ
トーンがことなる このよの音楽と
あっちの昼とをむすびつうづる
謎ゾの渦ズ
ズーム おんぅ
なつかましくて ミブルイしちゃう
なみだとしみづと平たい空気抵抗
の 音響力学繁営した室内楽
つめたく 渇わいた でも可愛い
せかいにたった ひとつの楽譜
ここにあり むぞうさに私をみつめて
眼が遭った ウッカリ
どさり
やむをえないと
すててあるの救ろって 口に含くむ
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