令雲鏡
あさかすみたなひくものの
令るわしさに身か網み摘まれ
響ひき放ろかる
とうとうとこいとうとうとこい
にっほんのかち美(い)ち当たしさ
そこの芯を得ている
わきわきといつりぬ朱かり
天額あまねくましてらす
ふるえとまらついっ点むとに
おもひ粋き詰めてゆひさきて散らし
とひはねるのそみのあわ薄かなさ
求(お)いて禁かまえて而うして
暗 ら す
愛くまれしも粘らまれることの差
ひろかる罅ひ思い出ちて辿とり
球体に象めて腕裡ちに包み撫てる
22/10/27 13:51更新 /
OTOMEDA
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