華鬘紋鎖
今日は宗派を係わず魄櫃のわ だ い
仏壇はひとの思もりの拠り所になる
コンパクトな邸なり
それは個徒によってはかわいいペット
だったり見目麗しい彼氏彼女だったり
うでに擁けるあかちゃんだったりするが
草臥びれた思錘りが歸えって孵れる
無二の瘉え舎しょとなる
現代の仏壇はモバイルだ
そこには恒ねに 瓔珞(ようらく)と
華鬘(けまん)が徴がって宗威を
拡張ーとしている
金剛絢爛なそれら意裳
彫釈けに 韓 らまれれば
疲労困憊もほどけていく きれいに
いしきまでほとけたら
アシュビのさきに三途澤わ
それもなぜか ナアサベイビィコンパクト
あのいょこのいょ往ったり帰たりが
大したことじゃない
おてがるで痛くもない顛末が
かんまらんず 胡夢 アレル
ところで今日の本題の花仔はじつは
ムラサキケマンであります
多世代寿珠なぐ時の歯の断淵と波濤ぉ
逆か巻く懸隔遠ょりの太洋こえて
瓔珞 華鬘 の柄葉濾すに発想うぉ滴供
砂なわち保ち畏怖
あふれかえるあきれかえる
そのマケンキ 折れることしらない
あまたの児衆の核露を伝播って
沁み拡がってきた 徴た噛み その
貢献饗ならば敗けぬとのツン張゜リ
澄んだ一点であるとこの
蓮花をあいてに 壮齢なる植物喧噪
いっぽうのハスはといえばあいてにせず
砂だ菩薩然と茫づかでした
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