ことばの畳
渇いたへいげんに
ことばの疉がひろがる
かぜがふきぬける
充実できないことへの
やるせなさ むなしさが弄じる
おなじような目が繰り返され
こころがおれる いじけてふい
ぃに 込まれていく
そのバキュウムのさきは何
乾ききったへいげんでは
ただ、まくもお といみのなさない
つづりがつづづづくだけ
かぜはどこまでも疾患につらぬく
うざさ粘着つこさをふりはらう
かのような 破裂 鋭利な刃閃
じつはことばなど肝心なときに
役ただない 厄により喉元に白刃を
突き付けられそれでもわらって
やり過ごせますか??
私はそんな賢人ではいられません
空虚と欺瞞の上にフロシキを敷き
えぃっと 仰向けに寝ころんだら
視界の捉えたそらがおもったよりも
とうめいで碧ほかった
黄白の粉(こ)が滑空して羽ね
それはマヒュマロの枕く蔵に
おもえた
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