気象勉強台
起床
点呼
僕はけさの気象台だ
みなとのみえる西公園展望台から
玄界灘を展望する
彼方に韓半島の崗影みえるきがする
まあいつものルーティンに外ならず
あちちちっちちちっちちっ
だーだらだーらだらら
まなつはいつも嫌だ
ムシムシムシムシクク じぃーー!!っ
きィーー!ーっ
アスファルトにころがる蝉の鳴き殻
まだてあしが僅かにうごいて折り
かえって残酷だ
気象学は入道雲と雷と虹の
人智をまたぐ大自然の脅威を特く
ずざょーにつづいてく ブルーと
ホアイト
ブルーとホアイトという連続絨毯
ひとが織りきれないタペストリー
跳んでいめいじのツバサ拡げりゃ
ヨーイに鳥瞰できるよ
僕はあすの朝刊に速報提供する
希少第だから
すーすふすーりすりぃーそぉ と
センサア装備した観測ドローンに
なって颯爽と雲と光柱の隙き間を
抜け滑降してゆくぅ
ゆ きゅーる
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