鰄 (かいらぎ)



ユラユラ

フユレフユレ

液層のひかりとかげとが断面を
とおりぬけ
ぬけしんどうしつづける

ふふるふふるふぶふぶ
ふるりえきえりり

これはゆらぎの里
これはなむとゆうシゼ
なのだろう
これはなむとゆう事象
なのだろう
なつをホリサゲルこっかき
切欠け塁
えんてんかのした
オロナミンを啄みながら
塁の止まり木のうえで
どこまでも青の沈みふかまる
そらをあおぎ汗拭ったこと思い出す
天のカープミラー誦がはての
行き詰まる位置で屈がみの恒膨を
湿めしていたよ
ゆくらゆふり甲子園の熱つゆらぎ
鳴つフラグ








22/07/29 15:06更新 / OTOMEDA
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