ツツジダヨリ出しました
サクラのあとにはキミが必ず来る
はるのいろあいに対する感動が
どんどんうすれて唯だの日常に
つまらなくなってしまった今頃
そこで 津(みなと町)の辻(路頭)に
キミを見つけにいった
キミがやはりいた ワンサカ
群生
その華やかさ雅びやかさは
去ったあのこらの桃白儚さと対照的
躑躅組 それがキミたちの名
アジサイにとって薫わらられるまで
これからキミたちが彩るシーズンは
たとえサクラほどに伝説のように
畏敬をもって騙られることが
少なくとも十分崇高な存在感(もの)
それを誇るがよい
そして胸を月きだし揺れ踊るがよい
初夏表わせる風に愛いされ撫ぜられ
一年のいちばん花やぐ時期を切りとる「宴」のなかで
つらなってゆく当たり前のような
μ (みうう) ズィカル
さあ! 絶唱 しようよ
うっふ ふっそ ほっそ かい こここ
はいやぁ とれさ ♪
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