雪可愛 濃梢の山河






さりゆく寒ん河
酒り 沙り

背聖をとたてて
ながりすべる
やま方からの翠づ おず

望郷を閏ほし
革橋の袂洗い精よめる
幾昌粉
蟇晶欠
ただそこに 墓散らばる のこるる

するぶ ふぶくりび ほづる


はぎ

梅桃桜 と揃い文み したとき

ふみっ
撲の ほんとうの 環が美る
がはぢまつたきがしました



さて盃に嶺酒とくとくとみたして
腹蔵も芯銀も 充た しましょうよ
つづけさまに
慇懃に 震齦に

ひに きに
ひに しに
しりち剋く とくと





22/03/30 06:50更新 / OTOMEDA
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