癒 萌 浴 み
ゆめ編み 諭 網
あみあみと境も遠くみえない
伸ばしてみたユビ 宙をかきむしる
梁りめぐらされる亀甲象形の罠に
ことりとんできて囚われの実となり
そのまま 一片の詩織になった
読みかけの書んのあいだに綴られた
油面にお椀の乳をゆうがうかべて
たくさんの麺をとじこみ和える
ぐつぐつと煮込む 托生のお料理
ぼくは可愛い割烹屋さん
つるつるで
たぷたぷで
ジカジカ
てさききようなひとのやる
マヂックショオか演劇か
このゴホのユビはミラクル創る
さあ粋のよい具らを鍋峡で泳がせ
理想の軟かさになるまで
葱まのケチャッピであぢつけして
グリグリかきまわそう
おみおつけおみおつけ
ゆめをわんさと羅みこみ
キャラめていた諾くソミヨツキ
な 思案合わせ
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