水槽糖過
ぷーん ぷーん ふるうん
ぷくぷく ふふぅ ふふぅ ふふぅ
バボー
バボー (夥また)
がでてはうかんでく
うかんでく そのくり かえし
ぷはんでつ くぴゅっ
ふくっ
ぷ ぷぷぷ ふぷぷふ
スイソー シーソー スイソ シソー
とーめーな がらすんのかべ越しに
覗いてみれます じぶんのはこにわ
とじられた密封ワールド
凡てとじこめられた禍がい物の自然
ぶくぷくの嘘いつわり 邦わり藩図
わたしの箱庭のなかでまたもや
わたしの意思とはウラハラに
はなった水棲生物たちの争いが
はじまっている
些細なせめぎあいが苛烈して
感情の暴発とともに沸き滾り
すんでいたみづのサイゴの糖明が
しだいににごされていく
なんて愚かなヒストリーの巻き戻し
あいつらのヒステリーがいつだって
引き金になって周りまきぞえにして
ひとの営みも自然界の在りかたも
いっしょに腐敗して 沈降していく
エントロピー増大 × 疎剥渦 の
ダーク minus サイドへの一方通行
あまりにリスキィな片道切符
いつだって用意されてる死装束 と
意思のない型通りだけの
「遺書」
すべてが外からまる見えの
水槽のなかであんまりばかなこと
ばかりやってるとさぁ 地球である
わたしらがあんたたちの生命維持
装置の機能を突然 止めちゃうよ?
べつにこれは威嚇でもなんでも
ないんだよ
ふつうの 昨日の罪の 応報 燦畫
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