竹づつ脱くるカゼカミ
ふひふふふひるるほろほれり
ふひふふふひるるほろほれり
ふひふふふひるるほろほれり
ふひふふふひるるほろほれり
鏡つのなかを風が撫たう刻き
むせび啼き
ふひゅひぃふゅりゅりゅーる
ふゅふひぃしゅりゅるるーいゅ
洛北渡るカゼウム古笙・篳篥
ハネハナ カザウメ 匙ぐるま
竹間に回遊滲凉 爽やぐ竹葉
ふるすりはけはみ はきたみ
南の岬から乗って宝侘してきた胡蝶
南の気倣には胡椒の粒もバジル
ふぁうふあさっさー さかりきや
林の裡に徹く響く竹幹の織りおん
かっ か ずずしむししんんむぷ
嵐山のしたで大堰川の瀬世ら擬と
袋ねると水つ酸ぜ底ちが三是と起つ
変転を感じる迦具土の気色怖涅
職億のうらがえりなつかしむる
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