帆脈 羃羃



ナイリクに塁 塁 と横腸り脉鬱つ

嶽陵を越えればみえてくる

海とか 宇宙へと列なる平野の

朱からま燦と啓らける情景



そこには父縮の星蓋にぶら提がる

一本筋の路程 ― トラストライン

間隙なく貫き通おった信条の柱

慄えてはいても揺らがない『石』の

維持(意気地)の智辛楽

からころほとむ ミ

寸秒毎に裏返ったり 遷移止まない

讃 裂 星雲の魅冷にぼくはみとれ

踝ぶしからネッコが這えてそのまま

ネット涌境へと吸れて平れていった

平野を航る散策はいつでも既成に

寄り生かれた黴い魂珠を

なんどでも脱皮させ筒廻けながら

革らい暹いでくれる その 輝蹟





22/02/16 00:10更新 / OTOMEDA
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