マーレ

マアレのまちで

かけまわるこどもたち

ペルシャ語ににた

リュートのように時き慄るわす

ディベヒ語が露地に靴か鳴る

パステルな億楼を椶ゅ櫚の林が

ときおり册くし蜃気わせる

たびびとだけのわたしは

ビタリスになったシチュエで俳優し

異邦人であることを一時わすれ

うみのぶるぉとひとと舎えりえの

ただ裡かに兎もれ 平らに浮ろがった

どう?わたし今 空えて見えるかしら

満潮で鳩とばの涕紋がすごくちかい

そういえばそうね

このくにも温暖化で もしまんいち

極地の氷変で海面があがったら

海のそこの藻屑となって眠りにつき

えいえんと地球の揺り籠のなかに

きおくきろくのたゆ唄う余ま多に

保存されるんだな

阿古宿貝みたいに慈つくしマァレ




22/02/01 00:00更新 / OTOMEDA
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