タンブリング おっぱらだいす


きみとのタイトルのない爛れた時代

淫乱絢爛という表現がよく当嵌る

本丸のガアデン

業火な生活


あさおきるとかならず汁の沼にいて

こんな暮らしを町ちのぞんでいた

椿山荘麓の神田川みおろす安メゾン

狭く隔絶されたロフトからでると

カップめんの殻と週刊紙が散乱し

パンツだけ脹くら脛にひっかけた

みだらなきみがねいきたてている

粘りのまわりにまとわりついた

きみ期限の縮れ毛がなまぐさい

溢ぼしたままのバアベキュー

スリッパでつぶれたままの荼羽根蒸

くしゃくしゃになった壱万円札

異臭がするので捜すと畳のあいだに

おれの産んだ固形体が泡だちながら

いちぶKダイヤモンド化していて

いやになった

はてしのない自己嫌悪の裸鮮んに

からまれ剃ってす舳り墜ちてった






22/01/30 13:56更新 / OTOMEDA
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